エクセルでは、文字入力の方向は基本的に横書き。
でも、表や資料の作成上でのレイアウトによっては、縦書きにしたい場合もあると思います。
文字の方向って変えられるの?
と思ったあなた。
横書きから縦書きに変更する方法はすごく簡単なんです。
これを読めば、文字を横書きから縦書きに簡単に設定することができます。最後まで読んでみてくださいね。
悩み
- 一部のセルだけ「縦書き」にしたくて、列幅を狭くしたら縦書きにできるかと思ったけれどできない
- 数字2桁を「縦書き」にしたいがやり方がわからない
- 文字を横書きから縦書きにする方法が知りたい
解決法
縦書きにするには「セルの書式設定」で変更できます。
横書きから縦書きに変更する手順を解説します。
横書き⇒縦書きにする手順
①縦書きにしたいセルの範囲を選択し、【Ctrl】と【1】を同時に押下して「セルの書式設定」を開く(テンキーの「1」ではないのでご注意ください)
②「配置」タブを押下
③「方向」の「文字列」を選択(選択すると「文字列」の文字が黒く変わります)
④「OK」を押下
これで文字が縦書きに変更できました。
文字がこんな具合に見切れてしまっているとき。
「じむ子」の「む」だけしか見えない状態の場合は、行幅を変更します。
対象の行を選択します(今回は1行目を選択)し、1行目と2行目の境目にカーソルをもっていきこのように上下矢印の表示を確認してダブルクリック
すると、自動で行幅の調整をしてくれてこのように「じむ子」の全文字が表示されました。
縦書き⇒横書きに戻す手順
横書きから縦書きにするのとほぼ同じです。
①横書きにしたいセルの範囲を選択し、【Ctrl】と【1】を同時に押下して「セルの書式設定」を開く(テンキーの「1」ではないのでご注意ください)
②「配置」タブを押下
③「方向」の「文字列」を選択(縦書きになっているときは、この「文字列」が黒くなっているはずなので、クリックして白色になれば縦書きの設定が解除されたことになります)
④「OK」を押下
以上で縦書きから横書きに変更されます。
数字も同じやり方で縦書きにすることができます。二桁の数字もちゃんと縦書きに表示されますよ!
結論
文字や数字を「縦書き⇒横書き」「横書き⇒縦書き」に変更する場合は、「セルの書式設定」の「配置」タブから簡単に設定が可能。
横書き⇒縦書きにして文字が見切れているときは、行幅を変更することで全文字が表示される。
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