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【Excel】自動でセルが色付け・・・条件付き書式の設定方法

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Excel

 

TODOリストのステータスを「完了」に更新したら、その行が自動でグレーアウトになる。

収支の表で、マイナスになったらセルが自動で赤色になる。

 

そんな具合にある特定の条件を満たしたとき特定の文字に対し、セルや文字を自動で色付けしてくれるのが「条件付き書式設定」です。

 

条件付き書式が使えるとこんなメリットが!

  • 進捗管理が見える化
  • 異常値の発見
  • データが見やすくなる

 

事務業務をしっかりサポートしてくれる「条件付き書式」。

具体的な条件を例に設定の手順を解説しますので、事務業務に取り入れてうまく活用していただければ幸いです。

 

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この記事を読めば、「条件付き書式」の設定方法がわかります。作業効率をあげて今日も定時で帰りましょう!

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1.「完了」のセルを色付けする

進捗管理でよく使う条件付き書式設定ですが、特定の文字列との一致で色付けする条件です。

 

下表C列のプルダウンが「完了」に更新されたら、セルが自動で色付けするされる手順を解説します。

プルダウンのつくり方はこちらで紹介していますので、合わせて読んでみてください。

*******************************************************

①書式設定する範囲を選択(今回はC列)

②「ホーム」タブを選択

③「条件付き書式」を選択

④「セルの強調表示ルール」を選択

⑤「文字列」を選択

 

⑥「完了」を入力

⑦デフォルトを確認

⑧「OK」をクリック

⑨上表のように、C列の「完了」のセルの色付けが確認できたら「条件付き書式設定」の完了

 

⑦で、デフォルトの書式とは別の色設定がしたい場合は、ほかの選択肢やユーザー設定もできます

 

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2.「50より大きい」セルを「黄色」にする

指定より大きい数字に色付けする条件です。

塗りつぶす色が、1.ではデフォルトをそのまま使用しましたが、ここでは色指定もしてみます。

 

①書式設定する範囲を選択(今回はB列)

②「ホーム」タブを選択

③「条件付き書式」を選択

④「セルの強調表示ルール」を選択

⑤「指定の値より大きい」を選択

⑥「50」を入力

⑦「ユーザー設定の書式」を選択

⑧表示された「セルの書式設定」の「塗りつぶし」タブを選択

⑨黄色を選択

⑩「OK」をクリック

⑪もう一度表示される書式設定で「OK」をクリック

⑫上表のように、B列の「50以上」の値のセルの黄色が確認できたら「条件付き書式設定」の完了

⑩で表示される書式設定で「OK」を押下しないと設定完了になりません。「ユーザー設定」をした場合は必ず最後にもう一度書式設定を聞いてきますので「OK」を忘れずに!

 

 

3.ステータスが「完了」になったらその「行」をグレーにする

こちらも特定の文字列との一致で色付けする条件です。

1.2.との大きな違いは、塗りつぶしが「セル」ではなく「行」であること。

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数式もちょっとだけ使いますのでよく見てくださいね!

①書式設定する範囲を選択(今回はA2セル~C8セル)

②「ホーム」タブを選択

③「条件付き書式」を選択

④「新しいルール」を選択

⑤「数式を使用して、書式設定するセルを決定」を選択

⑥「次の数式を満たす場合に~」の枠内にカーソルをもっていきワンクリック後、「C2」セルを選択 ⇒ 「F4」キーを2度クリック ⇒ 「=”完了”」と入力

⑦「書式」をクリック

⑥で「F4」キーを押すのは「絶対参照」でC列を固定させるため(「$」は固定を表します)。「=$C$2」のままだとC2セルが固定されてしまい3行目以降の「完了」のセルが自動で塗りつぶしになりません。C列だけ固定させたいので、「F4」キーを2度押して固定を示す「$」をCの前につけておく手順です。
⑥の「ダブルクォーテーション」は忘れずに。今回は「完了」ですが、他の文言であっても必ずその文言を「〇〇」のようにダブルクォーテーションで囲まないと、うまく設定できません。

 

⑧表示された「セルの書式設定」の「塗りつぶし」タブを選択

⑨グレーを選択

⑩「OK」をクリック

⑪もう一度表示される新しい書式ルールで「OK」をクリック

⑫上表のように、C列が「完了」の行のグレーが確認できたら「条件付き書式設定」の完了

 

4.「30以下」のセルを赤色に、「90以上」のセルを黄色にする

次は2.の応用編。

条件が2つの場合の設定方法です。

そして「より大きい」「より小さい」ではなく、「以上」「以下」の設定方法。

 

じむ子
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難しくなってきた。。。と不安にならなくても大丈夫です。きちんと解説しますね。

条件は2つですが、設定方法は2.と全く同じ。

条件が複数あってもそれぞれに設定を完了させれば、簡単に設定できます。

まずは、「30以下」のセルを「赤色」にする設定を、2.の手順を参考にしていきます。

 

気を付けるのは、2.の⑤の手順で「指定の値より小さい」を選択すること。

また赤色にしたいのは「30以下」なので、30も含むこと!

下表のように「31より小さい」で設定します。

すると、31は色付きになっておらず、30と29の30以下が色付きになっていることが確認できます。

 

「~以上」「~以下」は、その値も含まれることに注意して!「以上」のときは「その値マイナス1より大きい」、「以下」のときは「その値プラス1より小さい」で設定しましょう。
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「30以上」なら「30マイナス1」の「29より大きい」で設定、「30以下」なら「30プラス1」の「31より小さい」で設定、ですね。

「30以下」のセルを「赤色」にする設定が完了したら、次に「90以上」のセルを「黄色」にする設定を完了させます。

ここでは、2.の⑤の手順で「89より大きい」で設定します。

それぞれの設定のとおりに色付けされていることを確認したら、「条件付き書式設定」の完了です。

 

「条件付き書式」の設定解除手順

「条件付き書式」の解除は、「ルールのクリア」で簡単に解除することができます。

①「条件付き書式」解除をする範囲を選択

シート内の「条件付き書式」が他にない場合は、選択なしでOKです

②「ホーム」タブを選択

③「条件付き書式」を選択

④「新しいルール」を選択

⑤「選択したセルからルールをクリア」を選択

シート内の「条件付き書式」が他にない場合は、「シート全体からルールをクリア」でもOK

以上です。

 

こんなこともできる!視覚効果でサポートしてくれる条件設定

値の「見える化」で、データをよりわかりやすくサポートしてくれる設定もあります。

下表のように、グラデーションで値の大きさを視覚的にわかりやすくする設定です。

 

アイコンをつける設定もできます。

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データの性格によって、このような設定を使い分けるとまた面白いですよ。いろいろ試してみてください。

 

まとめ

ある特定の条件を満たしたとき特定の文字に対し、セルや文字を自動で色付けしてくれる「条件付き書式設定」を紹介しました。

慣れると設定はそこまで難しくありません。

事務業務をしっかりサポートしてくれるので、うまく使っていきたいですよね。

 

じむ子
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今日もお疲れさまでした。

前回に引き続きわたしの白髪対策パートⅡ。こちらも次の白髪染めまでの間、頭頂部や顔回りを中心に使っています。美容院での白髪染めからだいぶ経って、白髪部分が結構伸びてきたらヘアマスカラからこちらにシフト。使いやすいのでかれこれ4~5年はお世話になっています。ホームカラーをお探しの方は一度お試しください。

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